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【起業】vol.1 「競合」とは

起業2019.8.23

売りたい「モノ」と「コト」

-マックとモスは敵じゃない

マクドナルドはどんなモノを売っているか?もちろんハンバーガーだ。では、モスバーガーはどんなモノを売っているか?もちろんハンバーガーだ。しかし、この2社は敵ではない。むしろ、「ハンバーガー」という商品のイメージを上げる為のいいパートナーだと考えてもいい。確かにこの2社が売っているモノは一緒だ。しかし、競合を考える際に重要なのは「どんな”コト”を売っているか」にある。

-「モノ」と「コト」

モノとは何か。答えは簡単。家・車・教育・食べ物・TV・ゲーム・チケット・花…。店舗や、ホームページに並んでいる商品やサービスだ。言い換えるとすれば、現実として表れているものに当たる。

コトとは何か。答えは簡単。そのモノが、消費者に与える「ストーリー」だ。
ニンテンドースイッチを例に挙げる。購入者は、ニンテンドースイッチというモノを通して、家で兄弟や親と一緒にゲームをプレイして親密度を上げることができる。旅先の待ち時間やホテルでの退屈な時間にも一つの画面を共有してゲームをすることで、さらに友人との中を深めることが出来る。

-競合とは何か

私が考える「競合」とは、売っている「コト」が同じである商品・サービスのことをいう。同じコトを売っている商品は同じタイミングで買いたくなる。この考え方だと、ハーゲンダッツとビールは競合だ。これらの商品が売っているコトは「頑張った自分へのご褒美」だと考える。テストが終わったり、仕事をやり終えた金曜日、何か自分に買ってやりたい。そんなときに最適なモノがハーゲンダッツやビールだ。仕事終わりにコンビニに寄り、家に帰り、ソファに座る。その時に自分の隣にあるモノはどっちだろうか。私はどちらも想像がつく。だからこそ同じコトを売っているこの2つの商品の価格帯は近いのだ。

-あなたの競合は?

マックとモスは敵じゃない。2社は同じモノを売っている。しかし、違うコトを売っている。2社の競合はそれぞれ何だろうか。あなたが売りたいモノ、好きなモノの競合は何だろうか。

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